神戸で買ったおしゃれなめがね

中学校のときに視力を悪くして以来、長らくめがねをかけて暮らしています。原因はおそらく受験勉強とテレビゲームのせいだったのではないでしょうか。それからめがねは手放せなくなってしまいました。めがねはもはや顔の一部ともいえるものです。そのためめがねを選ぶ際は、あまり安いものではなく、それなりに値段がはるものでも、かけやすくて見栄えがするおしゃれなめがねを選ぶようにしています。
中学、高校と自分と同じように眼を悪くする友人たちが多かったものの、田舎の学校だったせいか、みんな銀縁か黒縁のめがねばかりでした。自分のめがねも、周囲と代わり映えのしない地味なめがねでした。
転機となったのは、社会人になりたてのころのある年のクリスマスのことでした。当時、付き合っていた彼女のおかげかもしれません。彼女がめがねを新調することになりました。そこで実用的ではあるものの、クリスマスプレゼントとしてめがねを贈ることにしました。めがねを選ぶ店はもう決めてあるといいます。当時は二人とも兵庫の神戸に住んでいました。てっきり近所にあるめがねの量販店で買うものとばかり思っていました。ところが彼女につれられてきたのは、デパートやおしゃれな若者向けの店が集まっている神戸の元町。その一角にあっためがね店に入ったのです。店内はまるでブティックのようにおしゃれでした。店員さんもおしゃれで、かけているめがねも個性的でした。
長らく二人で、いろいろなめがねを試しにかけたりしていました。店内に並んでいるのは、これまでみたことのないような個性的で、ファッショナブルなめがねばかりだったのです。まるで映画やドラマに出てきそうなものばかりでした。彼女はその中からようやく一つを選びました。値札は4万円と少しです。これくらいならプレゼントの値段としてはちょうどよいだろうと思いました。ワインレッドのセルフレームで、なかなかセンスがいいなと、のんきに考えていました。ところがどっこい。この値札はフレームの代金だけで、レンズ代がさらに必要だったのです。店員に聞くとレンズも4万円から。フレームとレンズ合わせて8万円近くというけして安くはないクリスマスプレゼントとなってしまいました。
それだけ高価で、思い出の品となったそのめがねも、結局うっかり壊れてしまいました。もう少しお金に余裕ができたら、今度は自分のめがねも、あのおしゃれな店で新調したいと思っています。

This entry was posted on 日曜日, 5月 11th, 2014 at 3:39 PM and is filed under 未分類. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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